2018年– date –
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刑法の論点
実行行為:間接正犯
①正犯 正犯とは、自ら犯罪を行った者をいう。 ②間接正犯 したがって、正犯とは、原則として自ら直接法益侵害を行った者をいう。しかし、直接法益侵害を行った者が、事情を把握していない単なる道具に過ぎない場合、間接的に法益を侵害した者こそが、正犯と... -
刑法の論点
刑法総論:論点:実行行為:不真正不作為犯
不真正不作為犯 ①不真正不作為犯の実行行為:不作為の形での犯罪実行が、形式上作為の形で記載された構成要件の実行行為に該当すると評価できるだろうか。この点、刑法は、形式上作為形態で記載していても、不作為による犯罪実行も禁圧し、法益保護を図っ... -
刑法の論点
刑法上の違法性正当化事由:正当防衛
刑事事件で問題となる刑法上の違法性正当化事由のうち、正当防衛に関する論点をまとめています。 https://i2law.con10ts.com/2018/07/26/i%ef%bc%92%e7%b7%b4%e9%a6%ac%e6%96%89%e8%97%a4%e6%b3%95%e5%be%8b%e4%ba%8b%e5%8b%99%e6%89%80%e3%81%ae%e5%88%91... -
刑法の論点
刑法上の違法性正当化事由:正当行為
刑事事件で問題となる刑法上の違法性正当化事由のうち、正当行為に関する論点をまとめています。被害者の承諾や、正当な業務行為について違法性が正当化されるかが問題となります。 https://i2law.con10ts.com/2018/07/26/i%ef%bc%92%e7%b7%b4%e9%a6%ac%e6... -
刑法の論点
刑法総論:論点:違法性:正当行為
正当行為 ①被害者の承諾:被害者が承諾していることで、違法性が阻却されるだろうか。この点、違法性の実質は、社会的相当性を欠いた法益侵害結果惹起にある。そして、構成要件に該当する時点で、法益侵害は生じている。よって、違法性阻却事由は、行為の... -
刑法の論点
共犯と錯誤
①共犯の錯誤 正犯者の実行行為と、他の共同正犯者ないし、教唆者、幇助者が認識していた犯罪事実が一致しないことを、共犯の錯誤という。共犯者の認識した主観と、客観的に存在する事実のズレの問題であり、共犯者に故意を問えるかの問題である。 注1)共... -
刑法の論点
教唆・幇助の諸問題
①過失による教唆・幇助 過失によって、正犯の実行行為を容易にし、または、正犯に実行意思を生じせしめたような場合である。この場合、「罪を犯す意思がない行為は、罰しない」(38条1項)から、犯罪は成立しない。 ②過失犯に対する幇助 故意に基づいて... -
刑法の論点
違法性:違法性一般
刑事事件一般で問題となる違法性巡る論点のうち、違法性一般について記載しています。 https://i2law.con10ts.com/2018/07/26/i%ef%bc%92%e7%b7%b4%e9%a6%ac%e6%96%89%e8%97%a4%e6%b3%95%e5%be%8b%e4%ba%8b%e5%8b%99%e6%89%80%e3%81%ae%e5%88%91%e4%ba%8b%... -
刑法の論点
刑法総論:論点:違法性:違法性一般
違法性 ①形式的違法性と実質的違法性:構成要件に該当し、形式的に法に違反することを、形式的違法性という。これに対して、行為が全体的な法秩序に実質的に違反することを、実質的違法性という。 ②実質的違法性の内容:この実質的違法性の内容が問題とな... -
刑法の論点
刑法各論:論点:財産犯:背任罪
①背任罪:背任罪は、「他人の…事務を処理する者」(構成身分)が、図利加害目的(主観的超過要素)で、「任務に背く行為」(実行行為)をし、「財産上の損害」(構成要件結果)を与えたときに、既遂となる(247条)。なお、背任行為を行ったに過ぎない...