症状固定

症状固定

医師に症状固定(治療の終了)を告げられた場合

注意! 保険会社の治療費打切りは、症状固定(治療の終了)ではありません。保険会社は治療期間が短ければ一般的に賠償額が低額になる傾向があることから、医師が治療を必要考えていても治療費を打ち切ってくることがあります。この際、保険会社の治療費の打ち切りは妥当か、法的専門家の見解も併せて治療継続をするかご判断ください。

    医師の診断に基づく治療の終了が正式な症状固定時期です。

症状固定はいつから?

症状固定の時期は、第1次的には、医師が判定します。訴訟においても、医師の判断は重視されます。もっとも、裁判官の判断により症状固定の時期が最終的に変更される場合があります。特に軽度のむち打ち損傷においては、おおよそ6カ月程度という判例の基準が確立しており、これを大幅に超える治療期間は判断が覆されるケースも想定しなければなりません。