世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群

正月休みの後半、博多に旅行してきました。

とはいえ、何も決めずに行った博多旅行。情報がない中で、アクロス福岡2階にある文化観光情報広場で入手した 福岡観光情報 よかもん は、非常に有用でした。

よかもんで、入手した情報をもとに、自動車で宗像市へ。フェリーで宗像大島へ渡れるとの情報を得て、訪島となりました。

 
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フェリーで10〜20分くらいで着く宗像大島は、観光で立ち寄るには程よい近さ、規模。博多から少し足を伸ばすにはおすすめの観光地です。

 
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世界文化遺産に登録された『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群』は、①沖ノ島(宗像大社沖津宮)、②宗像大社中津宮、③宗像大社沖津宮遙拝所、④宗像大社辺津宮、 ⑤新原・奴山古墳群、から構成されます。
このうち、② 宗像大社中津宮、③宗像大社沖津宮遙拝所が、宗像大島 に所在。
写真は②中津宮から徒歩2Km弱の③宗像大社沖津宮遙拝所。 ①沖ノ島(宗像大社沖津宮)を沖に望む、信仰の地です。

宗像市世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群基本条例

宗像市は、「宗像市世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群基本条例」を制定、世界遺産群に関する基本的事項を定めています。

なお、附則には以下のとおり条例制定にあたっての理念が詳細に記されています。

日本列島の西部に位置する宗像の地は、古代、東アジアと日本列島との海を介した交流の要衝でした。この交流によって取り入れた東アジアの先進技術や文化は、日本の政治や社会などの発展に大きく貢献しましたが、航海術に長けた宗像の人々にとってもその航海は常に危険を伴う命がけのものでした。

このような歴史的背景から生まれた、航海の安全と交流の成就を願う沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、九州本土の辺津宮での祭祀行為や人々の信仰によって形成された文化的伝統は、古代からその形を変えながらも今日まで引き継がれています。 そして、東アジアとの交流を示す歴史的物証と今日まで続く文化的伝統は、世界に比類のない文化遺産であると評価され、平成29年7月に「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群としてユネスコの世界遺産に登録されました。

私たちは、この世界遺産が有する顕著な普遍的価値を深く理解するとともに、これまで宗像の地域における人々の生業や暮らし、自然環境によって形成されてきた風致や景観が顕著な普遍的価値に大きく寄与しているということも忘れてはなりません。

このような認識のもと、私たちは世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約の精神に基づき、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群が有する顕著な普遍的価値を損なうことなく、保存し、活用し、次の世代に引き継いでいくことを決意し、この条例を制定します。

宗像市世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群基本条例 附則