交通事故発生の報告を怠った場合の罰則について
道路交通法第119条第1項柱書は「次の各号のいずれかに該当する者は、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する」と定め、道路交通法第119条第1項10号は、「第七十二条(交通事故の場合の措置)第一項後段に規定する報告をし...
道路交通法第119条第1項柱書は「次の各号のいずれかに該当する者は、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する」と定め、道路交通法第119条第1項10号は、「第七十二条(交通事故の場合の措置)第一項後段に規定する報告をし...
交通事故は過失に基づいて起こされるものであり,したがって,交通事故の被害が物的損害にとどまる限り,刑法上の犯罪には該当しないものと解されます。なぜなら,物的損害については故意に基づく器物損壊罪等の規程はありますが,原則的...
交通事故が発生した場合,道路交通法第72条1項によって,負傷者の救護,交通事故の報告義務が課されています。 報告を行うべき対象は,「警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署(派...
交通事故案件において、刑事記録を閲覧する方法は刑事事件の進展、処理結果によって様々です。しかし事故態様などに争いのある事案では刑事記録の入手が重要になる場合もあります。 検察官による終局処分前 捜査中の刑事記録は、基本的...
自動車安全運転センター法29条は,自動車安全運転センターの業務について,下記のとおり定めています。 (業務) 第二十九条 センターは、第一条の目的を達成するため、次の業務を行う。 … 五 交通事故に関し、その発生した...
複数の後遺障害等級に該当する場合、どのように後遺障害に基づく自賠責保険金額、損害賠償額を算定すれば良いのでしょうか。このような問題を、後遺障害等級の併合の問題と言います。 自動車損害賠償保障法施行令2条1項...
眼 視力障害 両眼が失明したもの(一級) 一眼が失明し、他眼の視力が〇・〇二以下になつたもの(二級) 両眼の視力が〇・〇二以下になつたもの(二級) 一眼が失明し、他眼の視力が〇・〇六以下になつたもの(三級) 両眼の視力...
後遺障害等級は、交通事故受傷により後遺症が残存した場合の損害賠償額を算定する有用な基準となります。後遺障害等級は、自動車損害賠償法施行令(以下、自賠法施行令と言います。)別表第二に、一覧化されています。自賠...
交通事故被害に遭われた皆様。 お体のお加減は如何でしょうか。交通事故に遭われてから,お怪我の治療のために病院に通院されたことと存じます。 長期間の治療を経た現在、お体に痛みが残っている、傷跡が残ってしまった、関節が前ほど...
後遺障害等級認定における異議申立手続きについて説明します。 後遺障害等級認定は、自賠責保険金額決定・算定のための前提手続です。 仮に、自賠責保険金の支払いを請求して、後遺障害等級認定がなされなかったとき、或いは、ご自身が...